サロン

フランス語会話サロン 2024年3月報告

SALON DE CONVERSATION EN FRANÇAIS
フランス語会話サロン

Géraldineさん中心に行われる会話サロンは、フランス語ネイティブスピーカーを交えて自由なお喋りを楽しんでいます。開催日は毎月メールでお知らせしていますので、どなたでもお気軽にご参加ください。

14 fevrier 2024 :
Aujourd’hui, c’est la Saint Valentin, et nous avons été très gâtés avec beaucoup de chocolats que nous avons dégustés en papotant !
Sayuko nous a présenté des photos de son voyage à Colmar (Alsace). Il y avait beaucoup d’ours en peluche blancs aux fenêtres des maisons. Tout a commencé pendant la pandémie du Covid-19 : pour redonner le sourire à la population, des restaurateurs ont installé des peluches sur des chaises. Trouvant cette action très sympathique, un hôtel de Strasbourg a décoré ses fenêtres de nounours. Ainsi était née cette nouvelle coutume qui met de la gaîté dans les rues et fait sourire les passants.

Au musée du chocolat « choco-story » de Colmar, il y avait beaucoup d’objets faits en chocolat : la Statue de la Liberté, des mannequins habillés en chocolat, et bien sur la possibilité de déguster du chocolat…
A Paris, Sayuko s’est rendue Rue de Maubeuge, à la pâtisserie « Rayonnance », tenue par 2 japonaises.

Bernadette(Mariko Sugiura) revient de Paris, où elle a passé une semaine à beaucoup marcher, prendre le métro et visiter des endroits insolites comme le Musée de la Poste (15ème) ou était expliqué le système de Poste pneumatique de Paris.
La Poste pneumatique de Paris était le système de tubes pneumatiques desservant Paris entre 1866 et 1984. Ce réseau géré par les P&T permettait d’acheminer, souvent en moins d’une heure, des messages, dits « pneus » ou « petits bleus » dans l’ensemble de la capitale française et à Neuilly. En 1934, année de sa plus grande extension, le réseau fait 427 km2. Il dessert les 130 bureaux de la capitale et distribue une dizaine de millions de correspondances par an.

Le bureau de Poste pneumatique de la Bourse de Paris. Fin 19eme siècle.

Dans l’église de Saint Francois Xavier (Paris 7ème), Bernadette a pu voir la crèche aux 1000 santons, qui représente tout un village, et bien sûr la scène de la nativité.

Les santons de Provence sont de petites figurines en argile rouge, moulés, cuits et ensuite décorés à la main. Le savoir-faire des santonniers de Provence est une pratique inscrite à l’inventaire du patrimoine culturel immatériel en France en 2021.

  • 開催日   月1回水曜日 16時30分から18時
  • 場所    マルクニ 長野市権堂町アーケード
  • 会費    飲み物代込み 1000円
  • 出席のお問い合わせは、杉浦sugibonjour@ybb.ne.jpまでご連絡ください。

フランス語サロン上級クラス 2024年3月報告

上級 月3回 月曜日 13時30分~15時
場所 ふれあい福祉センター他

 フランスのニュース記事を読んで理解を深め、自分の意見を述べ合う授業です。
扱うテーマは世界中の政治、社会問題、文化など様々で、視野を広げ多くを学ぶことができます。以下は11月~2月のタイトルです。(古澤)

  • Au Canada, des randonneurs secourus après avoir suivi un «sentier fantôme» sur Google Maps. Il ne faut pas croire tout ce qui est écrit cartographié sur le web. (27 novembre)
    カナダで、ハイカーがグーグルマップ上の「幽霊の道(実在しない道)」をたどったところ遭難してしまった。のちに救助されたが、ウェブ上の地図を信じてはいけない。
  • À une époque pas si lointaine, les écoliers buvaient du vin à la cantine (4 décembre)
    そう昔ではない頃に、小学生も学校の食堂でワインを飲んでいた。
  • Uniforme à l’école : pour de nombreux jeunes, une “tenue unique” les “priverait de leur personnalité” (11 décembre)
    学校の制服について。多くの若者達は「制服」を、彼らの個性を奪い取るものと考えている。
  • Notre-Dame de Paris, les dernières nouvelles (18 décembre)
    パリノートルダム大聖堂、最新ニュース
  • Contre les selfies qui polluent les plus belles zones touristiques, il y a des solutions (15 janvier)
    美しい観光地を台無しにしてしまう自撮り写真。それに対する解決策。
  • JO 2024. Des taxis volants à Paris : c’est quoi ce projet et pourquoi est-il très critiqué ? (22 janvier)
    2024年パリオリンピックでの空飛ぶタクシー。それはどんな計画でなぜ批判されるのか?
  • Guerre Israël-Hamas : cet habitant de Tel Aviv espère la paix en 2024, mais «pour danser, il faut être deux» (5 février)
    イスラエル・ハマスの戦闘。テルアビブの住民は、2024年に平和が訪れることを願っている。しかし、「ダンスを踊るには、二人必要だ(合意に達するかは、両者にかかっている)。」
  • Faut-il retirer le permis de conduire aux personnes âgées ? (19 février)
    運転免許証を高齢者から取り上げるべきか?

テキストのおかげで 杉浦 真理子

 月曜日の上級クラスのテキストは、前週の木曜日頃に配信される。どのニュース記事をテキストにするか、ドミニクは毎回苦労されているようだが、受け取る私たちにとっては「今度はどんな話題だろう」と楽しみでもある。

 1月23日から31日まで、4年半ぶりにパリの街を歩いた。この時期にしては珍しく毎日青空。気温も日中は14度くらいで、散策には最高だった。真っ先に訪れたのは、Cathédrale Notre-Dame de Paris。
 12月のテキストはノートルダムの最新の修復工事についての記事「Notre-Dame de Paris dernières nouvelles」だった。『枠組みされた尖頭部分に十字架がつけられ、パリ大司教の祝福を受けた後クレーンによって運ばれ、再びパリの空に姿を現した』というニュースを読んだ時、私の心はすでにパリに飛んでいた。
サン・ミシェルでバスを降りてしばらく歩くと、ノートルダムの正面が目の前に現れる。テキストで読んだ尖頭は、鉄骨で囲まれているものの、確かに以前の高さに達しているように思われた。
 1859年にヴィオレ・ル・デュックが建てたものと同じ形に復元され、頭頂部には、フランスのシンボルである雄鶏も取り付けられているはずだが、それを肉眼で見るのは難しい。大聖堂の周りをゆっくり廻り、今度はサン・ルイ橋からセーヌ越しにまたゆっくりその姿を眺める。もっと痛々しい姿を想像していたが、セーヌの向こうに立つ姿は以前と変わらず神々しく堂々と、私の目には映った。
 12月には「Uniforme à l’école」(学校での制服着用)の話題も学習した。滞在中フランス人友人宅に食事に招待された時のこと。久し振りの再会に話が弾むが、ふと会話が途切れる瞬間がある。私がこのことを話題にすると、また一気に話が盛り上がり、制服から今のフランスの教育にまで及び、若き首相ガブリエル・アタルの話まで広がる。ちなみに、友人夫妻は制服賛成とのことだった。
 またある日は別の友人とカフェで待ち合わせ。私がMusée de la Poste(郵便博物館)に行くと話したら、「マリアンヌの切手を見てね」と友人。その時脳裏に浮かんだのは「Voici les surnoms de la France」(フランスのニックネーム)のテキストで、フランスのニックネームのひとつであるマリアンヌについてドミニクと話をしたこと。それからまた話が広がったことは言うまでもない。
 その他にもテキストで扱った「Punaises de lit」(床じらみ)を話題にすると、どの友人も顔をしかめながらその時の様子を話してくれた。

 毎回授業が終ると「ああ~、もっと予習すればよかった」と自分のいい加減さを後悔するのだが、1時間半じっくりとテキストと向き合うとそれなりに自分のものになっているのだなと思い嬉しかった。このテキストのおかげで視野が広まり、話題提供もできる。
 今さらながら素晴らしい授業を受けていることに感謝しつつ、今後はもう少し真面目に予習復習しよう!と思ったのではあるが・・・。

*見学のお問い合わせは、両クラスともに下記にお願いします。
杉浦 真理子 sugibonjour@ybb.ne.jp

フランス語サロン初級クラス 2024年3月報告

ある日の『フランス語サロン(初級)』ー8 柄澤 良子

 今日は、2023年最後のサロンの日です。午前中は、いつも通りの勉強です。でも、この後にはお待ちかねの楽しい忘年会&クリスマスパーティーが待っています。
 今回もJean-Michelが素晴らしい会場を選んでくれました。写真を見て仲間入りしたくなった方はいませんか?傍らのテーブルには持ち込みのワインが何本もあります⁈
 早速、hors-d’œuvreが配られました。 Bon appétit !

フランス語サロン松本の開設について

吉田正明

 2024年4月から月2回(隔週の土曜日)のペースでフランス語サロン松本を開くことになりました。
これまでは長野において、ドミニックさんのフランス語サロン初級・上級が開かれてきましたが、松本でもフランス語サロンを設けてほしいという要望が以前から寄せられていました。その代替として長年当方が担当してきたNHK文化センター松本の講座が、建物の老朽化のため2024年3月をもって閉鎖されることになり、受講されていた会員の方からの希望もあり、この度それに応える形で新設することにした次第です。
すでに何人かの受講希望者がおられますので、差し当たり4月は以下のとおり実施いたします。教室は松本城のお城口すぐ傍にある市民活動サポートセンター(1Fの観光案内所隣2Fのセミナー室、収容人数15名)で、教室使用料は無料です。車でお越しの方は市役所の駐車場に止めてもらえれば、駐車料金は無料となります。

  • 4月13日(土)10:00~11:30
  • 4月27日(土)10:00~11:30
  • 場所:松本市市民サポートセンター2Fセミナー室
  • 受講料:1回につきお一人2000円(欠席の場合はいただきません)

5月・6月は第2・第4土曜日ではなく第1・第3土曜日に変更することを考えていますが、以後の日程についてはサロン開始時にお伝えします。
受講希望者は吉田までご連絡ください。
E-mail : mayoshi@shinshu-u.ac.jp

フランス語サロン・松本講座の開設

以下の要領で4月からフランス語サロン・松本が開設されます。
かねてから松本方面での講座ご希望が多かったので、朗報です!
ご希望者は講師の吉田会長までお申し込みください。

フランス語サロン・松本

  • 担当講師:吉田正明会長
  • 場所:松本市市民活動サポートセンター
    (松本城のすぐ近くの観光案内所内2Fセミナールーム、収容人数15名まで)
  • 開講日:2024年4月は第2土曜日(4月13日)第4土曜(4月27日)午前10時~11時30分
    5月以降も 月2回、隔週土曜日の予定で行います。
    日程は追ってお知らせします。
  • 内容:よく使われる日常会話表現の練習と毎回シャンソンを1曲取り上げ鑑賞します。
    合わせてフランス文化事情などの解説
  • 対象者:フランス語のレベルは問いません。
    フランス語とフランス文化に興味のある「長野日仏協会会員」の方を対象にします。
  • 受講料:一回お一人2,000円(欠席の場合は徴収せず)
    原則として毎回徴収

受講希望者はお早目に吉田会長mayoshi@shinshu-u.ac.jpまでお申し込みください。
定員はとくに設けませんが、多くても15名までとします。

フランス語会話サロン 2023年12月報告

SALON DE CONVERSATION EN FRANÇAIS
フランス語会話サロン

Géraldineさん中心に行われる会話サロンは、フランス語ネイティブスピーカーを交えて自由なお喋りを楽しんでいます。開催日は毎月メールでお知らせしていますので、どなたでもお気軽にご参加ください。

13 septembre 2023 :
Geraldine nous a présenté des photos de son voyage en famille dans l’ouest de la France, de Paris aux Pyrénées, en passant par les régions de la Loire, du Périgord, du Gers, et le Pays Basque.
25 octobre 2023 :
2 nouveaux participants se sont joints à nous pour ce salon très animé : Mme Uehara, qui aime cuisiner des quiches, et M. Mori qui prévoit de partir en Afrique francophone avec la Jica.
Nous nous sommes penchés sur les façons de compter en France :
 *Pourquoi dit-on une douzaine d’œufs, d’huitres, …?
C’est une habitude venant tout droit du Moyen Âge. A cette époque, les commerçants utilisaient régulièrement le chiffre 12 comme base de calcul. Il s’agit en réalité du nombre de phalanges que l’on peut compter avec le pouce sur les quatre autres doigts de la main.
 *Pourquoi dit-on 8 jours pour une semaine et 15 jours pour deux semaines ?
Pour un mois de trente jours on avait ainsi une période de huit jours suivie d’une période de sept jours, le tout répété deux fois. Une quinzaine est la durée d’une période de huit jours suivi d’une période de sept jours. De la même façon on emploie « huitaine » pour signifier « une semaine ».
22 novembre 2023 :
Luc nous a apporté de délicieux Spéculoos faits maison. Nous nous sommes régalés ! Les spéculoos de Hasselt sont des gâteaux que l’on fait en Belgique pour la fête de la Saint Nicolas, le 6 décembre.
Recette : farine, œufs, sucre brun, beurre, et beaucoup d’épices.
Le thème choisit pour ce salon était « les plaisirs d’automne »
Un des plaisirs de l’automne pour Catherine est de déguster des pâtes de « soba » (sarrasin) à Togakushi lors du Festival « soba nouveau ». Il y a beaucoup de produits à base de sarrazin : glace, bière, et galettes bien sûr !
L’automne est aussi la saison pour se promener parmi les beaux feuillages rouges de l’automne. Le temple de Daigoji (醍醐寺)à Kyoto est très connu pour son jardin ou on peut faire « momijigari ».

  • 開催日   月1回水曜日 16時30分から18時
  • 場所    マルクニ 長野市権堂町アーケード
  • 会費    飲み物代込み 1000円
  • 出席のお問い合わせは、杉浦sugibonjour@ybb.ne.jpまでご連絡ください。

フランス語サロン上級クラス 2023年12月報告

上級 月3回 月曜日 13時30分~15時
場所 ふれあい福祉センター他

 フランスのニュース記事を読んで理解を深め、自分の意見を述べ合う授業です。
扱うテーマは世界中の政治、社会問題、文化など様々で、視野を広げ多くを学ぶことができます。

De temps en temps 鎌倉 貴久

 ドミニク先生の講座に参加させていただくようになって、15年以上が経とうとしています。すでに古参のメンバーとなっているはずなのですが、継続的にクラスのみなさんと学習ができているわけではなく、随分と時間を空けてしまってから、みなさんと顔を合わせることが多くなってきました。
 長野市内の高校で勤務していた時期には、平日の昼下がりという時間帯であるにもかかわらず、かなりの頻度でクラスに参加をしていたこともあり、月曜日の午後に担当する授業が入っていない時間割を目にした年などは、ここは通年でフランス語学習に充てようと自分の中で決めていました。
 長野を離れてしまってからは、当然ながらその頻度もずっと落ちてしまいました。しかしながら、かつては郵送で、そして現在はメールでテキストを送っていただいており、それを開くとたちまち、フランス語とクラスの楽しい雰囲気がよみがえってきます。
 タイトルを眺めて、テーマとして扱われている内容を推察しながら、本文の読解へと進みます。語学の教員ではあるので、構文であるとか文法であるとか、そういう面からは、本当に正しく解釈されているのかは別として、どんどんと文章の理解が進むのですが、なかなかに苦労することもあります。最新の話題を扱っているだけに、手元に置いて使っている辞書には掲載されていない語句も多く、載っていたとしても、明らかに別の意味合いで使われていそうな場合もあります。
 また、Wiktionnaire などのle dictionnaire libreのネット検索もするのですが、Pas dans d’autre langue つまり、日本語はもちろん、英語などでの説明には辿り着けず、立ち往生してしまいます。こんな時には、それこそ「クラスに参加できたら、ドミニク先生やクラスのみなさんに訊ねられたら」などと、クラスへの参加ができないことが残念でなりません。そんな時でも、「~できたら」という気持ちを、条件法や接続法を使ってフランス語で書いたりして、自分なりのフランス語の学習が、不思議なくらい倦むこともなく続いていきます。まあ、暇人だということもありますが。
 私自身では語学力が上達していく実感はまったくないのですが、この自分なりの学習の成果なのか、DELF DALFでのProduction écriteだけは、ほぼ満点が取れるようになりました。これも、送付されるテキストのおかげなのかなと考えつつも、クラスのみなさんと共有できる時間が少しでも増えれば思っています。

*見学のお問い合わせは、両クラスともに下記にお願いします。
杉浦 真理子 sugibonjour@ybb.ne.jp

フランス語サロン初級クラス 2023年12月報告

指導 Dominique GRANDEMENGE 先生

初級 月3回 金曜日 10時30分~12時
場所 ふれあい福祉センター他

ドミニク先生のご指導のもと、テキスト「FESTIVAL」を使い、初歩の文法や発音を勉強しています。とても楽しいクラスです。興味のある方はお気軽に見学にいらしてください。ある日のクラスの様子です。(柄澤)

ある日の『フランス語サロン(初級)』-7 柄澤 良子

 今日は15課:オープン・ツアーバス利用の≪Découvrir Paris en bus avec l’Open Tour≫ “パリの名所めぐりの巻き”です。
 「あれっ、このl’Open Tourって英語?」「パリの人は乗らないでしょ!外国からの旅行者が利用するのよ…それとお上りさんね」皆さんガヤガヤ…。
 先生の声です。「このバスはParisの名所を2時間かけて巡回していて各名所で乗降できます。しかも年中無休!1日券と2日券があります。券はホテルのフロントでも、バスに乗っても買えます。車内では英語とフランス語の解説があります。途中で降りて散歩したり、カフェのテラス席で一寸一杯、美術館に入っても、公園でゆっくり過ごして、またバスに乗るのもOK。」
 すると質問。「このバスツアーって今もやってるの?」「このテキスト何年版?」「20年位前のらしいよ⁉」
 そこでCivilisation/Touristes : Bienvenue à Paris! が、助け船です。〔Parisiensは、旅行者に対してお高くとまっていて、どうも感じが良くないとの評判がある〕ことを気にしたパリ観光協会は、2000年から毎夏《Votre été à Paris!》のキャンペーンを始めました。夏のあいだ中、200人の若者を《お・も・て・な・し大使》に任命、午前10時から午後7時まで14ケ国語を駆使して旅行者に対応することにしました。彼らは、ピンクのtee-shirtに黄色のジャケットと帽子で、いつも微笑みを浮かべ、空港・駅・地下鉄など旅行者のいる場所にいます。彼らは、どんな質問にも答え、様々な情報を与え、案内図やガイドブック、パンフレットを配ってくれます。…サロンの仲間には、これらの若者のお世話になった人はいないようです。もしかしてこのキャンペーンも終了したのでしょうか。2024年の夏にParisにお出かけになる方は、─どこからか「ムリ・ムリ・ムリ!オリンピック最中だよ…」─ではその翌年に、ピンクのtee-shirt、黄色のジャケット帽子の若者を探してみてくださいね。それとも、l’Open Tourのバスを試してみることもできるでしょうか。Bonne chance!

フランス語会話サロン 2023年9月報告

SALON DE CONVERSATION EN FRANÇAIS
フランス語会話サロン

Géraldineさん中心に行われる会話サロンは、フランス語ネイティブスピーカーを交えて自由なお喋りを楽しんでいます。開催日は毎月メールでお知らせしていますので、どなたでもお気軽にご参加ください。以下、6月のサロンの内容です。

 

28 juin 2023 :
Aujourd’hui nous nous sommes retrouvés dans le nouveau local de Marukuni, à Gondo. C’est plus petit que le local précédent, mais l’accueil est toujours aussi chaleureux, et nous avons bien discuté, assis autour de la grande table en bois.
M. Hara nous a montré des petits films présentant les photos qu’il a prises durant son voyage en Europe (Belgique, Allemagne, Pays-Bas, France). Il est passionné d’art Mosan et aime visiter les églises dans toutes les villes où il va.
Simon nous a raconté son étonnement à voir autant de personnes mendiant dans le Métro à Paris. Les personnes jouant de la musique dans le Métro doivent avoir un permis. Les mendiants, par contre, sont hors la loi.
Les Shiba et autres chiens de race japonaise sont à la mode en France. On en voit de plus en plus.

202309_1.jpgEntrée de Métro à Paris

202309_2.jpgun chien Shiba

 

  • 開催日   月1回水曜日 16時30分から18時
  • 場所    マルクニ(権堂アーケード内に移転しました)
  • 会費    飲み物代込み 1000円
  • 出席のお問い合わせは、杉浦sugibonjour@ybb.ne.jpまでご連絡ください。

フランス語サロン上級クラス 2023年9月報告

上級 月3回 月曜日 13時30分~15時
場所 ふれあい福祉センター他

 フランスのニュース記事を読んで理解を深め、自分の意見を述べ合う授業です。
 扱うテーマは世界中の政治、社会問題、文化など様々で、視野を広げ多くを学ぶことができます。以下は6月~8月のタイトルです。(杉浦)

 

  • Encadrement des loyers : Paris «ne peut pas encadrer le prix des locations touristiques» (5 juin)
    家賃規制:パリ市は、観光客向け賃貸住宅家賃の規制ができない。
  • Agriculture intensive : voici pourquoi l’Europe a perdu un quart de ses oiseaux en 40 ans (12 juin)
    集約農業:これがヨーロッパで、40年間に1/4の鳥がいなくなった理由だ。
  • Pourquoi il est interdit de sourire sur notre photo de passeport (26juin)
    笑ったパスポート写真が禁止されている理由
  • Ces favorites royales qui ont marqué l’histoire de France (3 juillet)
    フランスの歴史に名を刻む王の寵愛者たち
  • Vos vêtements sont peut-être en train de vous empoisonner (mais il y a des solutions) (10 juillet)
    あなた方が身に着ける服が、あなた方を汚染しているかもしれない。(でも解決策はある)
  • Philippe Meirieu : «Ce n’est pas la longueur des vacances scolaires qui est néfaste, c’est l’absence d’activité» (24 juillet)
    生徒にとって有害なのは学校のヴァカンス(夏休み)の長さではなく、その間何もせずに過ごすことにある。
  • JO 1912 : la mystérieuse disparition du marathonien Shizo Kanakuri lors des jeux de Stockholm (7 août)
    1912年オリンピック:ストックホルムオリンピックでの、マラソン選手金栗四三の謎の行方不明

 

フランス語サロン上級講座に参加して 海尻 早百合

 私が長野でフランス語を再び勉強し始めたのは、長野オリンピックの前、ボランティア養成講座が始まった時でした。そのクラスで初めてお会いした古澤さんと今もまだドミニク先生のクラスで共に学んでいることにびっくりしています。それから25年以上になるのに、私はあまり上達していなくて、上級なんておこがましく、せめて中級と言えるかなとずっと思っています。ひょっとしたら更に後退しているかもしれません。何年か前、旅行サロンでバスク地方に行った時、フランスではおなじみのストに直面して、BiarritzからParisまで飛行機が飛ばなくて、ホテルのマダムとその事について何度も話して調べてもらった時に「今まで日本人は何人も泊ったけれど、みんなカタコトのフランス語で、あなたのフランス語はとても自然で、何の問題もない」、旨の事を言われたのが今までの私のフランス語人生で最大の誉め言葉でした。もちろん、その当時外国語センターの夜のクラスで毎週ドミニク先生のクラスを受けていました。
 今のフランス語サロンは初めて立ち上げた頃に古澤さんにお誘いいただいて参加していたのですが、仕事が忙しくて何年か全くフランス語に関われない時期があり、なんとか再び参加させていただいて、今に至っています。社会問題を取り上げる事が多くて日本語でも色んな事が全く理解できない私にとって、クラスの皆さんの博識には驚くことが多くて、感服するばかりです。
 ドミニク先生は参加者全員のspécialité(専門分野)をよく分かって、内容によってそれぞれに対して特に質問をぶっつけてくださいます。私にはパンやケーキ、その他の料理について。以前パンの話題の日があって、その時にパンの種類の話をしたらドミニク先生がchampignonを知らない事にビックリ!私の教室では何十年も作っているフランスパンなのですが、そう言えばフランスでは見なかったなと改めて思いました。ドミニク先生の話で小さい頃から焼きたてのフランスパンを食べるとお腹によくないので、2日位過ぎたパンをカフェオレに浸して食べるのが良いと言われたそうです。私の認識ではパンは焼き立てが最もおいしくて最も消化が良いはずなのでどういうことだったのでしょうか?フランスパンも今ではあまり堅くなく少しまわりが柔らかいパンが好まれるということですが、フランスのパン事情も年と共に変わりつつあるようです。日本ではおなじみのアンパンやメロンパンの並んだパン屋さんがパリにもあって、とてもフランス人に人気だそうですから。でも私の一番大好きなパンはやっぱりフランスパン!Pain traditionnelと呼ばれるものですが、全く同じ生地でも形も名前も味も様々です。一番知られているのは”細い棒”のbaguetteですが、同じ長い形でも重さと長さでフィセル(ひも)、バゲット、バタール(中間の)、パリジャンとあって他にもブール、クッペ、シャンピニオン、タバチュール等々のフランスパンがあります。私はまん丸のブール(boule)も大好きです。生地がもちっとしていてお店で見つけるとつい買ってしまいます。今はほとんど家で食べるパンは焼いていますが、フランスパンは、材料はとてもシンプルなのですがいろいろ手間がかかるので今パンを食べたいと思ってもすぐにはできなくて、なかなか家では焼けないのが現状です。
 私の仕事場ではパンの名前だけでなく、フランス語が良く登場します。その度に先生達や生徒さんからその意味や発音を聞かれるので少しはフランス語サロンに参加させていただいていることが役に立っているようです。日本語すら忘れてなかなか思い出せない今日この頃、月曜日の午後は少しでもフランス語に接してクラスの皆さんからいろんな事を教えていただきたいと思っています。

 

*見学のお問い合わせは、両クラスともに下記にお願いします。
杉浦 真理子 sugibonjour@ybb.ne.jp